ブックタイトルコープメッセ21　第69号

概要

コープメッセ21　第69号

??????????????「怒り」 むかしむかし吉田 修一　そもそも地球が誕生したころは自転周期は5時間程度だったと考えられている。また月が誕生した当時の地球の1日は4～6時間ほどだった。一方、地球が太陽を回る公転速度は変わらず、当時の1年は1500～2000日ほどであったことになる…　「素性の知れぬ」という言葉を私たちは時折り使います。それは畢竟、目の前にいる相手の素性を知っておきたいという欲求の現れであろうと思います。ましてやそれが家族として若しくはそれに近い存在として自分たちの生活の中へ入り込んでこようとする場合により強いものとなるのでしょう。　吉田修一さんの『怒り』という小説は、表題に惑わされるものの、主題は正しくこの欲求であり、何らかの事情を抱えて偽名を使い過去を消して生きて行かざるを得ない人間を前にして、その素性に触れることなく相手を信頼できるかという問いが突きつけられているような気がします。私たちの多くは、素性の知れぬ相手を信頼できずに疑いを抱いてしまうことでしょう。そこが問われています。　最近公開された映画は、よく作り込まれているものの、残念ながらこの小説世界を完全には描破し切れていません。ぜひ原作をお読みになることをお薦めします。樽山　孝明（住宅課）　皆さんはJeep島ってご存知ですか？ミクロネシアのチューク（トラック環礁）にある小さな無人島です。我が家では数年前の夏休みにこの島を訪れました。なぜこの無人島に行こうと思ったか、話はさらに数年前に遡ります。娘がまだ保育園生だった時、“サモア島の歌”を聞き、歌の内容が真実かを確かめに行こう！と言う理由でサモア行きが決定しました。歌詞どおり海も空も美しい国で、皆さんとても親切でした。　そんなサモアへの旅行直前、シュノーケリングの道具を買いに行った東京・神田のマリンスポーツ店で、店主のおじさんから次はここに行ってみたら？と教えてもらったのがJeep島でした。その場にある自然だけを楽しむ島の時間。昼間は島の周りで泳いだり、船で野生のイルカを探しに行ったり。夜は天の川と流れ星を見ながら浜辺でごろ寝。紙面では伝えきれない魅力いっぱいの島です。どちらも日本からの直行便では行けない場所ですが、時間をかけて行く価値大ですよ。藤田　利枝（県央保健所）感動の　 一冊旅は感観歓!!ミクロネシアにある小さな無人島Jeep島での思い出地球の1日は5時間だった!!皆さんが知っているおもしろ雑学を教えてください！！いただいた内容はHPの掲示板で披露させていただきます。??????????????????????????????????????????????????????2016.11　県庁生協　　4